2013年 11月 13日
やさしい時間。
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もう一か月も経ったのですね。
先週、11月4日にコースケを見送りました。
18歳と6か月ちょっと。今日で7か月目だったのにな
↓の後、私の体を診てもらってる先生にコースケのことを話したら
「いつ逝ってもおかしくない状態なのに、よほどいきたくないんでしょうね…」と言われ号泣。
大泣きしたらなんだかすっきりして、体は先生になんとかしてもらって。
コースケも、なぜかそれから全く発作も起こらなくて。
翌週実家に行って、お姉ちゃんにも会って、
みんなの前で例のおしり歩きもたくさんご披露して
楽しい時間を過ごしました。
月末は休めないはずだったオットの予定が空き、突然のドライブに
実家の両親を誘ったら、いつもは陶芸教室で不参加の父が
その日は偶然お休みで前日から両親ともにうちに泊まって早朝出発。
スリングにおさまったコースケも八ヶ岳大橋から見る朝焼けの富士山、
紅葉や2093mの大河原峠から見る眺望を楽しみました。
翌日からほとんど食べなくなり、注射器でポカリスエットを口に運ぶと
ごくごくと飲んでくれるけど、かぼちゃスープも飲むかな?と張り切って作ったのに
全然食べてくれなくて。
思えば、少しずつ準備をしていたのかもしれないね
日曜日、「もう長くないと思う」と弟にメールしたら
月曜日の朝早く「今から行っていい?」と返信が来て
弟の膝の上でまあるくなってずっと眠って。
弟が帰った後、あくびだけでもお散歩に行って、なんてぐずぐずしていたら
急に雨が降ってきて、録画していたTV番組をみんなで見ていたら
前の日ほとんど寝ていなかったのでいつの間にか寝てしまって。
この1週間ほどは、最低限の家事をした後はほとんどの時間
コースケをおなかの上に乗せて過ごしていました。
トイレや、ごはんを済ませた後、甘えておなかに乗りたがったし、
私も抱っこしながら息していることを確認していたかったし体中触っていたかったから
意識があるうちは、体を触って小さな鼓動を確かめていたのに
目が覚めた時にはコースケはそのまま眠りについていました。
本当に安らかな寝顔で、その後連れて行った病院で
先生が「まだ息してますよ」って言ってくれるんじゃないかな、って
後で聞いたらオットもそう思ってたほど。
最後まで、病院のお世話にもならず、うちで家族に囲まれて旅立って行ってくれたことに
やさしい時間をたくさんたくさん与えてくれたことに
とっても幸せな気持ちを残してくれたことに
本当にありがとう。
by per-te
| 2013-11-13 16:44
| わんず
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